今も残るインダス文明の遺跡、ドーラビーラ

インドと言えば四大文明の時代からある古い国であり、数多くの遺跡が残っています。特にドーラビーラは、インダス文明時代の大都市の中でもとりわけ重要なもので、インド亜大陸で五番目に大きな同文明の遺跡だそうです。

四大文明と言えば、世界の歴史を語る上で欠かせないものです。また、誰もが学校の授業で一度は習ったことがあるので、共通して楽しめるものでもあります。そんなインダス文明の遺跡、ドーラビーラに行ってみてはどうでしょうか。

<さすがのインダス文明!遺跡に点在する貯水や下水の施設>

インドのクジャラート州、大カッチ湿原に位置する遺跡ドーラビーラは、約5,000年前に築かれたものです。はるか昔であるにも関わらず高度な技術によって下水施設などが作られており、当時の生活水準の高さがうかがえます。

当時クジャラートは重要な交易品の産地であったそうで、ビーズをはじめとしたさまざまな品を輸出していました。それを証明するように、外郭にはカーネリアンなどを加工する工房が設けられているそうです。

また、遺跡内には沐浴場や雨水を集めておく貯水槽も発見されており、当時の降水量が少なく、雨期に水を溜めておく必要があったことを物語っています。さらには、世界最古の球技場ではないかと言われる場所も存在するそうです。

<四大文明なのにマイナー?踏み込みにくい遺跡の場所>

遺跡はいまだ発掘中であり、わかっていないこともたくさんあります。しかも軍事上の問題で未開放地区とされており、外国の調査団も拒否しているので発掘は中々すすみません。遺跡の全容がわかるのは、まだまだ先でしょう。

また上述の利用から自由に観光することはできません。訪れる際は遺跡のガイドと一緒であることが必須なので気をつけましょう。ただ、ガイド付きとは言っても、あまり知られていない場所なので静かな雰囲気だそうです。

遺跡の一番高いところからは、モヘンジョダロのある方角の山並みがかすかに見えるので、当時船が行き交い交流していた情景が目に浮かぶでしょう。もとは海に浮かぶ島だった現在と違う姿には、感慨深いものがあります。

<行く時期はいつがいい?楽しみたいのなら乾季が最適!>

行く時期としては、道が水分をふくんでいない乾季の終わり頃がおすすめです。泥で足場が悪いから、というわけではありません。乾燥しきった時期に行くと、遺跡周辺が真っ白な塩の原になり、目を楽しませるからです。

ただ、インドは熱く直射日光も強いので乾季には脱水症状などを起こさないよう十分に気をつけましょう。また、生水などもお腹を壊す原因となりますので注意したほうがいいかもしれません。

現在、着々と人口を増やし発展していっているインドなので、もしかすると近いうちに海外の調査団を受け入れ、遺跡の発掘が劇的にすすむこともあるかもしれません。何にしろ、これからが楽しみな場所の一つでしょう。

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