海外でやってはいけないことを知る

古代遺産がある外国には、日本とは違った文化を持つ国が多く存在します。日本では当たり前のことが,ときにその国では全く逆の意味を持ったりすることもあるため、古代遺産を巡るために海外へ行くのであれば、その国の文化をしっかりと知っておくことが大事なのです。

<海外では失礼!日本との風習の違い>

海外で日本人がついついしてしまいがちなのが,日常の習慣についてのミスです。日本ではいい意味をもっている仕草であっても,海外では失礼に値することもあるため、うかつにしてしまうとトラブルに巻き込まれてしまう原因にもなります。

たとえば頭をなでる、という仕草。これは日本では「いい子」とほめるときなど、いい意味で使うことがほとんどですよね。しかし,タイやインドネシアなどの仏教圏では,頭は神聖なものとされ、他人が触れることはとっても失礼に値します。かわいい子供がいたからといって,うかつに頭をなでると、親や周囲の人々から驚くほどの叱責を受けることでしょう。

また,トイレなどを使用する前に扉をノックする仕草も、海外では「早く出てこい」という催促を意味するので,失礼になるそうです。ドアが閉まっていれば「使用中」という意味ですので、ノックはせずにひたすら待ちましょう。ちなみに使用中かどうかをどうしても確認したい場合はドアノブをひねるのが普通なのだそうです。日本でいきなりドアノブをひねられたらびっくりしてしまいますが、海外では普通なんですね。

さらに,飛行機の中などでもうっかりやってしまいがちなのが、鼻をすする行為。海外では非常に不快な行為とされていて、とても嫌がられます。逆に鼻をかむのは人前でも問題ないとされているそうなので、国際便の機内などで鼻がムズムズしたら早めにかむようにしましょう。

<罰金刑の可能性も!?絶対にやってはいけないマナー違反>

最近は日本でも歩きたばこが条例で禁止されるなど、街をきれいに保つという意識が強くなってきているようですが,もっと厳しいルールがある国もあります。たとえば紙くずやガムなどを道にポイ捨てする行為。日本ではマナー違反と分かりつつも、多かれ少なかれ誰しもがついやってしまいますが,シンガポールでは罰金刑に値する犯罪となります。街の美化に非常に高い意識を持っている国ですので、日本と同じ感覚でいると痛い目にあうかもしれませんよ。

そしてカップルや夫婦で旅行する際も,注意が必要です。男女の接触に非常に厳しい戒律を設けているイスラム教圏内では,公衆の面前で抱擁やキスをすることはもちろん、手をつなぐことすら厳密には違反になるのだそうです。さらに女性は肌を露出したりボディラインがわかるような服を着たりすることも禁止されていますので、イスラム教を重んじる国に観光に行く場合は気を付けてください。

ほかにも,インドで食事をとるときは左手を使ってはいけませんし、タイなどの仏教を重んじる国では,女性が無闇に僧侶に話しかけたり触れることもNGとされています。このように宗教上の理由で,禁止されているようなこともかなりたくさんあるのです。

その国の人々は,観光客相手にそこまでうるさく言ったりはしないようですが、見ていて気持ちのいいものではないのは確かです。現地の人々に快く迎えてもらうためにも、最低限のマナーはわきまえるようにしましょう。ましてやそういった文化のルーツとなった古代遺産を見に行くのですから、なおさら気を付けなければいけませんね。マナーを守り、観光する側も迎える側もいい思い出にできるよう,ぜひ気を付けるようにしましょう。

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