世界でもっとも美しかった!?古都サマルカンド

ウズベキスタンは、日本にはあまり馴染みのない国であり、くわしく知っている方は少ないでしょう。しかし同国にある「サマルカンド」という古都は有名であり、名前だけならほとんどの人が耳にしたことがあるはずです。

実はウズベキスタン共和国の初代大統領であり現大統領でもあるイスラム・カリモフは、このサマルカンドで生まれました。「青の都」とも呼ばれる美しい都には、いったいどのような遺跡群と歴史が眠っているのでしょうか。

<町を彩る、見惚れるような色「サマルカンド・ブルー」>

サマルカンドはシルクロードの商業、軍事、交通などにおいて重要な場所として栄えましたが、13世紀にモンゴルの軍勢に攻められたことで廃墟と化しました。しかし、その後ティムール朝のもと「青の都」としてよみがえったそうです。

都の特徴としては、建物を飾る鮮やかな青のタイルが挙げられるでしょう。「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる独特の色合いは、多くの人々を魅了しています。都が世界的に有名なのも、もしかするとその美しさのおかげかもしれません。

そして古都には、その個性的な色をいかした多くの建物が存在しているそうです。例としてはグリ・アミール廟やルハバッド廟、レギスタン広場などが挙げられます。どれも他では見られない美しさと、斬新さを持ち合わせています。

<絢爛豪華!外装から内装にいたるまで華やかなグリ・アミール>

まずはチムール一族が眠るとされているグリ・アミール廟を紹介しましょう。1404年に建てられたもので、とてもゴージャスな造りになっています。マーブルやオニキスを使った建物は、すべての女性を魅了するような美しさです。

また、周辺にある芝生も青く、植え込みにはきれいな花々が咲いています。夕暮れ時におとずれると、一際美しく見えるそうです。なかにあるチムール族の墓も一見の価値ありですが、係に料金を払う必要があります。

ただ、墓を見ずとも十分に満足できるほど、建物内部はきらびやかに飾りたてられており、細かい装飾もため息が出るほどのものです。一説によると内装には約3キロの金が使われているらしく、いかに豪華かがわかります。

<昼と夜で印象が変わるレギスタン広場は必見!>

次に紹介するのは、グリ・アミール廟前の公園に建っているルハバッド廟です。先の廟と違いとてもシンプルな造りになっており、建物自体もそう大きくありません。伝説によるとムハンマドの遺髪が納められているそうです。

最後に、サマルカンドでもっとも観光地として有名なレギスタン広場を紹介しましょう。広場には「マドラサ」と呼ばれるイスラム教の神学校が三つ並んでおり、晴れの日は屋根と空の青が合わさってすばらしい景観になります。

逆に夜は広場がライトアップされ、暗い空のもとだからこその絶景が見られるようです。地元民は無料で入れるのですが、観光客は広場に入るにはお金を払わなければなりません。しかし、十分その価値がある場所と言えます。

Copyright(c) 世界中の古代遺跡を巡る旅. All Rights Reserved.