謎の巨大都市、幻の文明テオティワカン

テオティワカンはアメリカ大陸最大の文明だったと考えられています。4~5世紀に隆盛を極め、7世紀ころには消滅しています。最初にこの文明を発見した人達はあまりの巨大さに、神様が集まる場所だと考えました。「テオティワカン」とは「神々の都市」という意味。しかし、絵文字しかないため今もなおこの文明には謎が多く残されています。「メキシコ最大の見どころ」と言われるほどの人気観光地です。

<太陽のピラミッドと月のピラミッド ~当時アメリカ大陸最大の巨大建造物>

テオティワカンには2つの巨大ピラミッドがあります。一つは「太陽のピラミッド」。高さは地上65m。底辺は1辺が約220mの正方形で、四角すいの形をしています。もう一つの「月のピラミッド」は一回り小さく、高さは46m、底辺の1辺は約150mの四角すいです。

現在は壊れてしまっていますが、両方ともに頂上には神殿があったとされています。月のピラミッドは太陽のピラミッドに比べて、20mほど高い丘の上に建てられているため、両者の頂の高さはほぼ同じ位置になります。当時のアメリカ最大の建造物で、ここが最大の文明であったことを裏付けています。

<ケツアルコアトルの神殿 ~3番目の建物>

3番目に大きな建物で、高さはおよそ20m、底辺は1辺約65m。「太陽」「月」のふたつのピラミッドとは、「死者の大通り」の真反対、両端の位置関係にあります。底辺部分の前面に、「羽毛のある蛇」が刻まれているのが特徴です。

1980年代の調査によれば、神殿の内部から多数の人骨が発見され、未発掘の物も含めて200体ほどがあるとのことです。後ろ手に縛られた被葬者が多いことから、いけにえの墓と解釈されました。埋葬された装飾品が豪華であることなどから、神殿そのものが軍事的な意味合いをもつ王権の象徴だったと考えられています。

メキシコシティからバスで行くことが出来ますが、テオティワカンのゲートから15分のところにホテルもあります。カップルなら遺跡のすぐ近くに宿泊すれば、ロマンティックな熱い夜を過ごせること間違いなしです。夜に自信のない男性は、あらかじめ専門クリニックを受診しておくと良いでしょう。ジェネリック薬も間もなく登場しますので、さらにお手軽になります。

太古の時代になぜこのような大都市ができたのか、何のために巨大な建造物を造ったのか。未だに謎の多い遺跡ですが、だからこそ興味をかき立てられる「神々の都市」です。

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